新型プラットフォーム・VSP(Vesper Finance)の特徴や始め方を調査してみた

様々な銘柄やプラットフォーム、その他サービスなど、仮想通貨は日々進化し続けている分野です。

中でも今まで以上に安全性を追求してきたDeFi投資をよりシンプルなものにする新型プラットフォームが世間を賑わしています。

今回は注目を集めているプラットフォーム、VSPについて詳しく説明していきます。

目次

VSPとは

VSPは、DeFi投資をシンプルにする目的で誕生した新型プラットフォームです。

VSPについて詳しく説明する前に、まずはDeFiがどういったものなのか解説していきましょう。

DeFiとは?

DeFiは正式名称Decentralized Financeと呼ばれる、金融サービスやエコシステム関連のアプリケーションのことを指します。

分散金融や分散型金融などとも言われることもあり、イーサリアムのブロックチェーンを基盤にして、管理者を要することなく誰でもインターネット上からアクセス可能なアプリケーションとなっています。

このDeFiは金融仲介を行う市場に改革をもたらすために作られました。

これまでに多く応用されてきたブロックチェーン技術をさらにパワーアップさせて、自立的な金融資産の管理によって以前よりも安全度の高い市場へともたらすことができたのです。

こうした中央集権型ではない金融性体制は取引の間に金融機関を挟まなくなるため、スピーディな取引を可能とすることも特徴です。

そしてDeFiのスタイルに適した銘柄もあります。

仮想通貨の銀行であるCompoundに、ETHを担保にして米ドルと価値が紐づいてくるステーブルコインの発行・保有ができるMakerなど、様々なサービスがDeFiにはあるのですが、そんな金融業に見合った銘柄もいくつかあるのです。

その銘柄の中には、今回ご紹介するVSPのトークンも存在します。

VSPの特徴

VSPとはVesper Financeという新型プラットフォームと、それを運用するために作られた仮想通貨の銘柄の一種になっています。

先ほどご紹介してきたDeFi銘柄の多くはコツコツを金利を積んでいくという投資方法を主流になっており、VSPもそれらと同じように長期的に保有してコツコツ稼いでいく形式です。

ちなみにVSPは2021年2月17日にローンチされたばかりのものとなっています。

ローンチして数ヶ月ばかりの状態では運用に不安を持つ方も多いと思いますが、ホームページを見るとしっかりとした内容になっており、VSPは初期のビットコインコア開発者であるJeff Garzik氏が設立していることが分かります。

加えてVSPはHCM CapitalやCMT Digital、A195 Capitalなどの出資を受けています。

このことから、ローンチされたばかりでも比較的信頼度の高い銘柄だと言えるでしょう。

VSPが可能にすること

続いてはVSPプラットフォームがユーザーにどんなメリットを与えてくれるのかご紹介していきます。

VSPの魅力って?

VSPの魅力は、やはり安定的にコツコツ資金を増やしていけるスタイルにあるでしょう。

そもそもVSPというのはDeFi投資を自動化するプラットフォームとして誕生しました。

投資家が持つ資金を様々なプロトコルに分散投資することで、利回りが最適化するという流れを簡単に行えるようにしています。

VSPのプラットフォーム上ではETH、USDC、WBTCのプールがオープンしています。

投資家が上記プールに資金を預けると、各資金は他のDeFiプロトコルに送信されていきます。

その後VSPトークンと金利を蓄積するという形で、資金をコツコツ貯めていくのです。

ちなみにローンチされる前ベータ版ではCompound、Aave、Maker、Uniswapを統合し、なんと総額約2,800万ドルもの資金が預けられました。

参加ユーザー数は755人以上とさほど多くはないですが、VSPの魅力を知っていた一部の投資家は多くの資金を預けるほど期待を寄せていることが分かります。

12ヶ月間の権利確定

VSPには12ヶ月間の権利確定というものがあります。

VSPというのは1,000万の総発行量と、インセンティブ付きのローンチプールが255万ほどあります。

ローンチプールの家の100万部は流動性提供者に割り当てられるようになっており、100万部のうち60%はSushiSwap、40%は1InchのVSP-1INCHプールといった比率で分配されるようになっています。

これらのローンチプールが12ヶ月間かけて分配されていき、権利確定によって資金が徐々に増えていくのです。

信頼できるセキュリティ

VSPのプラットフォームによって行われる取引で見られスマートコントラクトは全て、CertikとCoinspectの監査を受けているものになります。

上記どちらも最先端の検証テクノロジーを駆使することによって、システムにバグが生じないか、そしてハッカーにも耐性があるかどうかを数学的に証明しており、これら2つの監査を受けていることから大変信頼できることが分かるでしょう。

ちなみにチームとコミュニティによって開発された新しいコードに関しては追加で監査を受けるようになっているので、引き続き安心が見込める体制となっています。

革新的なレベニューモデル

VSPは優れたプラットフォームを維持するためにあらゆる戦略を練って作られました。
生成による利回りの15%分はプラットフォーム手数料として収集、その後プールシェアとなりトレジャリーの元へと渡っていきます。
また、VSPを利用している投資家がプールから出金する際も手数料がかかるように設定しており、出金総額の0.6%分が徴収されるようになっています。
一見すると手数料が多くかかっているように見えてしまいますが、その反面これら手数料は戦略開発に投資することにもなりますし、上記手数料の95%はVSPトークン所有者のプールに分配するため、負担の多い運用にはなりにくいです。

VSPの始め方

VSPプラットフォームを利用する際にはアプリが必要になります。

今回購入先のアプリとしてご紹介するのはSafePalです。

SafePalは無料かつ使いやすいアプリケーションになっており、どんな方でも適していると言えます。

アプリを開いたら、まずは下段に配置された5つのボタンのうちの真ん中、四角いボタンが並んでいるアイコンをタップしてみてください。

ページが移動し検索できるようになるので、その検索欄からVSPのURLを入れて検索します。

検索を行うとVSPのホームページに移行し、VSP、ETH、WBTC、USDCといったトークンの購入画面が出てきます。

画面上には各トークンの利率が出てくるので、この情報を基にして利用していくトークンを決めていきましょう。

先ほどの画面でVSPを選択したら「connect your wallet」という文字をタップしてください。

その後「Metamask」、「walletconnect」と出てくるのですが、ここでは「Metamask」をタップします。

ちなみにはSafePalは「Metamask」ではないのですが、「wallet connect」をタップしても反応しません。

不具合の解消が今後あるかもしれないので、基本は「wallet connect」をタップして、反応しなければ「Metamask」をタップしてみてください。

SafePalとの接続を可能にしたらウォレットが出てきます。

右上には自分のアドレスが出てくるので、間違いなければ表示されている25~100%の数量を選び「DEPOSIT」をタップして購入します。

購入したらすぐにプールに預けられ、24時間はロックされる状態になりますが翌日からは本格的な運用が始まります。

引き出す際は運用画面の中の「WITHDRAW」から引き出せるので試してみてください。

まとめ

今回は初期のビットコインコア開発者が設立したプラットフォームVSPについて説明してきました。

DeFi投資の自動化、コツコツ貯めていけるスタイルなど、ユーザーにとって便利なことばかりです。

プラットフォーム内での運用銘柄の一つにもなるVSPも注目銘柄となっており、高い利率を誇っています

ぜひこの機にプールして資金の増加を狙ってみましょう。

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