初心者でも分かるRocket Joeとは

分散型取引所Trader Joe(トレーダージョー)が2022年2月に始めたプロジェクトRocket Joe(ロケットジョー)が投資家に話題となっています。

この記事ではRocket Joeについて仮想通貨初心者の人でも、理解できるようにわかりやすく解説していきます。

目次

Rocket Joeとは

Rocket Joeとは、特定の管理者を持たない分散型取引所(DEX)「Trader Joe」が始めたプロジェクトのことです。

2022年の2月にスタートしたばかりのプロジェクトですが、投資家の注目を集めています。

分散型取引所とは、企業や組織が管理はせず、スマートコントラクトによって自動で仮想通貨やトークンの交換を行う交換所のことです。

スマートコントラクトとはブロックチェーンに保存されたプログラムのことで、設定している条件が満たされると実行されます。

このスマートコントラクトがあるため、管理者がいなくても取引が成立するのです。

Rocket Joeに参加すると、独自トークン(仮想通貨)「rJOE」がもらえます。

rJOEは譲渡ができないトークンです。

一度参加するとトークンは自動的に増えていくため、長期投資としての魅力があります。

Rocket Joeではステーキングを採用予定であることも魅力的です。

ステーキングとは、仮想通貨を保有しブロックチェーンのネットワークに参加することで銀行の金利のように一定割合で仮想通貨が増える仕組みのことです。

ステーキングしている間は仮想通貨を動かせないデメリットがありますが、保有しているだけで良いため低リスクで報酬が得られます。

Trader Joeとは

Rocket Joeのプロジェクトを始めたTrader Joeとは、2021年6月に0xMurlocとCryptofishによって設立された分散型取引所のことです。

立ち上げてから15億ドル以上の資金を集め、公式Twitterのフォロワーは14万8,000人(2022年7月時点)と注目されています。

Trader JoeはAvalanche(アバランチ)ブロックチェーンで展開されています。

Avalancheとは、Defiやアプリ開発機能を備えたブロックチェーンネットワークのことで、AVAXという仮想通貨を発行してます。

AVAXは処理速度が速いことが特徴です。

代表的な仮想通貨であるビットコインは1秒間に7取引、イーサリアムは15取引までですが、AVAXは1秒間に4,500を超える取引が可能です。

Trader JoeはAvalanche版のSushiswap(スシスワップ)と言われています。

SushiswapはTrader Joeと同じく分散型取引所です。

2020年8月にスタートすると、1日の流動性が250億円を超えるほど大きな取引所へと成長しています。

Trader JoeもSushiswapのように今後さらなる成長が期待できるでしょう。

Rocket Joeに参加しrJOEを手に入れる

仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」とrJoeを得るのに預け入れるAVAXがあればRocket Joeに参加できます。

以下の手順でRocket Joeに参加しrJOEの入手が可能です。

  1. 送金に使う仮想通貨の購入
  2. 仮想通貨を海外取引所に送金
  3. AVAXを購入
  4. メタマスクへAVAXを送金
  5. メタマスクをTrader Joeに接続してRocket Joeへ参加

順番に解説していきます。

1.送金に使う仮想通貨の購入

Rocket Joeに参加するには、AVAXをTraders Joeに預ける必要があります。

しかし、国内取引所にはAVAXの取り合いがないため、海外取引所で購入しなければなりません。

海外取引所でAVAXを購入するために必要な仮想通貨を国内取引所で購入します。

初心者の人には「コインチェック」がわかりやすくておすすめです。

スマホで気軽に口座開設できる上に、アプリも使いやすいです。

2.仮想通貨を海外取引所に送金

国内取引所で購入した仮想通貨を海外取引所へ送金します。

口座がない人は口座開設しましょう。

その際に口座開設する海外取引所がAVAXを、取り扱っているかを忘れずに確認しましょう。

AVAXは仮想通貨取引所の「Bybit(バイビット)」が取り扱いをしています。

3.AVAXを購入

送金した仮想通貨でAVAXを購入します。

4.メタマスクへAVAXを送金

Trader Joeに接続するために仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」にAVAXを送金します。

メタマスクとは仮想通貨を保管する財布のことです。

5.メタマスクとTrader Joeに接続してRocket Joeへ参加

メタマスクとTraders Joeの接続を行います。

接続が終わったら、Rocket Joeへ参加します。

参加ができるとrJOEが手に入ります。

Trader Joeでできること

Trader Joeは以下の6つの機能を持っています。

  1. Trade(取引所)
  2. Pool(プール)
  3. Farm(ファーム)
  4. Launch(ローンチ)
  5. Lend(貸し出し)
  6. Stake(ステーク)

順番に紹介していきます。

1.Trade(取引所)

Tradeは2つのトークンの取引をする機能のことです。

2.Pool(プール)

Poolは2つのトークン間で自動的にトークンを交換できる機能です。

トークンにペアを預けることで取引手数料の一部が獲得でき、LPトークンも得られるようになっています。

LPトークンとは「Liquidity Provider Token」の略称です。

流動性を提供する対価として受け取れます。

提供した通貨を回収する際に必要となる証明書のようなものです。

3.Farm(ファーム)

FarmはPoolで得たLPトークンを預けることでイールドファーミングができる機能です。

イールドファーミングとは、トークンを預けることでインセンティブを受け取れるシステムのことです。

4.Launch(ローンチ)

LaunchはRocket Joeトークンのローンチイベントに参加できる機能です。

ローンチイベントとは、新しいサービスを発表するイベントのことです。

参加するにはrJOEトークンが必要となります。

5.Lend(貸し出し)

Lendは貸付機能のことです。

「Banker Joe」と呼ばれています。

6.Stake(ステーク)

Stakeは、JOEトークンを賭けてステーブルコインやプラットフォーム内で機能するJOEトークンをインセンティブとして受け取れる機能のことです。

Rocket Joeでのトークン配布イベントに参加するために必要なrJOEトークンも、Stakeで得られます。

まとめ

Trader Joeが始めたプロジェクトRocket Joeとは何かについて紹介しました。

今回紹介した内容をまとめると以下の通りです。

  • Rocket Joeとは、分散型取引所「Trader Joe」が始めたプロジェクトのこと。
  • Rocket Joeに参加すると、独自トークン「rJOE」がもらえる。
  • Rocket Joeではステーキングを採用予定である。
  • Trader Joeとは、2021年6月に設立された注目の分散型取引所のこと。
  • Trader JoeはAvalancheブロックチェーンで展開されている。
  • Trader JoeはTrade(取引所)、Pool(プール)、Farm(ファーム)、Launch(ローンチ)、 Lend(貸し出し)、Stake(ステーク)の6つの機能がある。

ご覧いただきありがとうございました。

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